2021年6月13日日曜日

書評 怪盗ルパン伝アバンチュリエ第一巻


怪盗ルパン伝アバンチュリエ第一巻は佳作です。アルセーヌ・ルパンのマンガ化です。半ば当然ながら森田崇先生は窃盗犯達だけでなくフランスの風景を巧みに執筆されてました。二転三転するお話です。どこかの国の金融機関が大赤字に至った時は税金で補填された前例を連想した人は多いに違いないです。下手するとガニマールとルパンの対決よりもビクトワールちゃんのイラストに感動した人はおられたかもしれません。116ページの柱時計も良い絵画ですね。最終ページのオープンカーも素晴らしいです。この作品についての感想をあまりに率直に書き伝えるとネタバレになってしまってあまり良くないから各自で思いを巡らせてほしいです。Merci.

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