2020年6月7日日曜日

書評 大家さんと僕これから


大家さんと僕これからは佳作です。人生には喜怒哀楽が存在してますがこの作品は悲しみの度合が大きいです。確かに第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞されたのは立派です。
第二次世界大戦で日本が体験した艱難辛苦を執筆されたばかりか平成の時期に発生した日本の不況の荒波も執筆されておられ両者は同程度に厳しいです。
高齢の大家さんから教えてもらった事やお世話になった出来事が上手に紹介されています。アニメを視聴された方々もおられるとは思いますが推奨いたしますのでこの作品は是非お読みください。
90ページから93ページは必読です。130ページから133ページで成果を報告されて162ページから174ページで涙の終了です。

0 件のコメント:

コメントを投稿