2020年3月8日日曜日

書評 双葉文庫 じゃりン子チエ第一巻

じゃりン子チエ第一巻は佳作です。
この作品の書評は300文字では不可能です。昭和の時期だけでなく平成の時期にもアニメ化されただけでなくジブリによって映画化された過去を知る人は現在でも多いに違いありません。私がこの作品で知りたかったお話が幾つか存在してました。香港とマカオへ海外旅行したお話とロケット花火を打ち上げたら建物内に入ってしまい火傷をして苦しんだお話です。第一巻には掲載されてなかったですが楽しめました。ヒラメちゃんは423ページに登場かな?文庫本だけあってページ数が多いばかりかマンガとしての質も高く読み終えるのが難しく感じる読者も多いのではなかったでしょうか?人生は喜怒哀楽が存在します。
何時の時代であってもどこに住んでいても夫婦というものは仲良く生活してもらいたいし特にご主人が社会不適合者ではなく真面目に社会に貢献する人物であってもらいたい。現実を見渡すと実際にテツのような人が勤務する飲食店が営業してるので困った人もおられるでしょう。平成20年以降に生まれた人物がじゃりン子チエを読んだならば令和とは大きく異なる部分があるので驚くかもしれません。京阪中之島線が昭和の時期に存在してなかったように現在とは異なる部分が多いです。第四話で母と娘が再会したお話を読まれ複雑な思いをされる人が多いでしょうし255ページと509ページのホームランが大違いなのも同様です。複数の佳作が含まれてます。

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